1945年ハンガリー戦線におけるソ連捕獲No.一覧表 2012.10.29 一部修正
捕獲No. |
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出典 |
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型式 |
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原書 |
DB103 |
コメント |
1 |
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1945 |
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説明文間違い(誤植?) |
パンターG |
のりっくさんより情報をいただきました。私は番号に気づきませんでした。ありがとうございました。冬期迷彩のパンターG後期型。前面装甲下左に貫通口があるが、非常に珍しい。前面が貫通されているのは、ほとんど放棄車両を射撃したようだ。この車両も機銃がないから放棄車両かもしれない。 |
2 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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W号駆逐戦車ラング(A) |
W号駆逐戦車ラング(A) |
車番824にも見えるが、写真が悪くてよくわからない |
2 |
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バラトン |
61 |
上 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
車体前部の牽引フックが側面装甲板の延長になっており、回転式ハッチと網状シェルツェン用ラックからJ後期型と判断した。操縦手クラッペ上と左に弾痕あり。上は貫通していないようにも見える。近距離から撃たれたのだろう。左起動輪も撃破されている。 |
3 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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パンターA |
パンターA |
写真が悪くてよくわからない |
3 |
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PW7 |
50 |
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メーベルワーゲン |
メーベルワーゲン |
原書には独軍ヘルメットに3という捕獲ナンバーが書いてあるとある。しかし、車体前面右側にも数字(21?)があるように見える。第509重戦車大隊所属。 |
3 |
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バラトン |
46 |
下 |
メーベルワーゲン |
メーベルワーゲン |
上と同じ写真。 |
4 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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W号戦車HかJ型 |
W号戦車HかJ型 |
写真が悪くてよくわからない |
6 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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パンターG |
パンターG |
写真が悪くてよくわからない |
6 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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W号戦車HかJ型 |
W号戦車HかJ型 |
写真が悪くてよくわからない |
6 |
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Budapeszt Balaton 1945(Militaria/2000年) |
25 |
下 |
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V号突撃砲 |
のりっくさんより |
8 |
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バラトン |
49 |
中 |
ベルゲパンター |
ベルゲパンターA型 |
炎上しているが、幌枠が取り付けられていることがわかる。20mm機関砲装備基部の付いた初期型 |
9 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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ケーニクスティーガー |
ケーニクスティーガー |
車体のG文字はアルデンヌ戦の501大隊222号車に似ている。砲身先端が破裂していることから自爆であろう。 |
9 |
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バラトン |
49 |
下 |
パンターA |
パンターA |
コーティングあり。これも変な白色で塗られている。 |
13 |
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バラトン |
42 |
下 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
部隊名不詳。マズルブレーキがないから自爆したのだろう。この状態では脱出は不可能であろう。 |
14 |
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バラトン |
62 |
下 |
ヘッツァー |
ヘッツアー初期型 |
38(t)に似た誘導輪を持つ。A-011と言うナンバーからハンガリー軍の車両。後退中に右側面に被弾したのであろう。車体上面の装甲は薄いことがわかる。 |
17 |
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バラトン |
66 |
上 |
ヘッツァー |
ヘッツァー |
はっきりとした迷彩パターン。搭載弾薬の誘爆で装甲板が割れている。ヘッツアーはこのような写真が多い。砲身も曲がっている。 |
18 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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ヘッツァー |
ヘッツァー |
K-025よりハンガリー軍である。細かいパターンの迷彩塗装。 |
20 |
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バラトン |
16 |
下 |
ヘッツァー |
ヘッツァー |
21と似た場所であり、同一部隊かもしれない。外れたキャタピラから前進中に撃破されたようだ。 |
21 |
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バラトン |
14 |
上 |
ヘッツァー |
ヘッツァー |
左右とも起動輪が見当たらないのは不思議。特に右側はきれいに外したようになっている。衝撃で外れたのではない。 |
21 |
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1945 |
101 |
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W号駆逐戦車(A) |
W号駆逐戦車ラング(A) |
番号がダブっている。金網シェルツェンが残っている。冬季迷彩の折衷型は珍しいのでは。 |
22 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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パンターG |
パンターG |
グリーン系の迷彩に見える。砲塔番号なし。 |
22 |
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重戦車大隊史 |
212 |
下 |
− |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
重戦車大隊史に掲載されているSS第501重戦車大隊車。境界のはっきりした迷彩塗装。 |
24 |
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バラトン |
54 |
上 |
ヘッツァー |
ヘッツァー初期型 |
誘導輪が38(t)に似ている初期型。T-033というナンバーからハンガリー軍の車両と思われる。 |
25 |
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バラトン |
60 |
上 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
「東方の凶器」P.33に同じ写真がある。こちらによると外れた右キャタピラが写っているから前進中に地雷か砲弾で履帯を損傷したことがわかる。 |
26 |
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1945 |
83 |
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− |
V号回収戦車 |
高橋慶史さんより写真をいただきました。ありがとうございました。悪路にはまり込み、偽装した状態で放棄されているようだ。番号が重なっている。 |
26 |
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バラトン |
28 |
中 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(最後期型) |
単排気管装備のJ後期型。車長ハッチは旋回式に見える。この車両は1944年12月以降の生産車が装備した大型牽引具を装備している。 |
27 |
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バラトン |
28 |
下 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
こちらは牽引バーが取り外されているようだ。キューポラが吹き飛ばされている。これらも一列縦隊で撃破されたようだが、28は向きが異なる。 |
28 |
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バラトン |
28 |
上 |
W号戦車 |
W号戦車J型(後期型) |
わかりにくいが車体前部の牽引フックが側面装甲板の延長になっているように見えるのでJ後期型とした。それにしても凄まじい破壊状況である。有名なアルデンヌ戦の第1SS師団のW号戦車J型と同じくらい目茶目茶である。写真が悪いのでこれ以上のことはわからない。 |
28 |
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PA Panzer in Ungarn |
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W号戦車J型(後期型) |
W号戦車J型(後期型) |
28の別カット。前面にはなぜかパンターの履帯が2本置かれている。バラトン湖では待ち伏せ攻撃を受けたとあるが、放棄車両を爆破したのかもしれない。 |
28 |
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バラトン |
78 |
中 |
W号駆逐戦車 |
W号駆逐戦車L48 |
番号がダブっている。ツィメリットコーティング。砲口がふさがっているのはなぜだろうか? |
29 |
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1945 |
69 |
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ヴィルベルヴィントゥ |
ヴィルベルヴィントゥ |
コーティング付だから中古戦車の改造かもしれない。車体機銃もないから機関故障か燃料枯渇で放棄された車両かもしれない。砲塔後面に大穴が開いている。 |
29 |
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バラトン |
82 |
中 |
ヴィルベルヴィントゥ |
ヴィルベルヴィントゥ |
コーティング付の車体。中古戦車の改造型か?銃身が1本取り外されている。車間表示灯やアンテナ基部がよくわかる。 |
33 |
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PA Panzer in Ungarn |
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ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
写真が小さくてよくわからない |
34 |
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バラトン |
67 |
上 |
ヤークトパンター |
ヤクトパンター後期型 |
マズルブレーキが曲がっていることと機銃がないことから放棄車両と思われる。560重駆逐戦車大隊? |
35 |
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バラトン |
29 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
砲塔番号205。番号の位置は58と異なる。続 ラストオブカンプグルッペ(大日本絵画)によるとSS第501重戦車大隊とのこと。 |
37 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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マーダーVM |
マーダーVM |
雪景色 |
37 |
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PA Panzer in Ungarn |
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W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
車体番号は白文字で22×とある。 |
38 |
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バラトン |
54 |
中 |
ヘッツァー |
ヘッツァー |
T-040というナンバーからハンガリー軍の車両と思う。ヘッツァーは減速機が弱く、アンダーパワーだったのでこうなってはどうにもならなかったと思う。 |
38 |
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1945 |
87 |
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マーダーVM |
マーダーVM |
番号がダブっている。冬季迷彩。車体番号112(12かもしれない)が見えるから、歩兵師団の装甲猟兵大隊の所属ではないように感じる。 |
39 |
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バラトン |
83 |
上 |
パンターG |
パンターG初期型 |
コーティング付の初期型。機関室上部や部品が散乱しているので自爆したのであろう。 |
40 |
|
バラトン |
6 |
上 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型 |
旋回式ハッチのように見えるのでJ型とした。牽引フックは標準型と思われるが、なぜか両方とも外されてその部分が変色しているように見える。雪景色。本書で正式な冬季迷彩は珍しい。キャタピラのはずれ方からして後退中に破壊されたと思う。 |
40 |
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バラトン |
79 |
下 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型 |
砲塔番号×21。41と光景が似ているので同じ部隊ではないか?しかしこんな地形では戦車はひとたまりもないだろう。40がダブっているが、こちらが連番のような気がする。本作戦は愚挙であった証拠写真。 |
41 |
|
バラトン |
44 |
中 |
W号戦車H型 |
W号戦車J型 |
車長ハッチに取っ手が見えるのでJ型とした。手前に起動輪が転がり、減速機基部を取り外している。 |
43 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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V号突撃砲G型初期型 |
V号突撃砲G型初期型 |
ツィメリットコーティングあり、冬季迷彩 |
44 |
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バラトン |
78 |
下 |
パンターG |
パンターG |
ヒーター付の後期型。誘爆により砲塔が吹き飛んでいる。この位置に命中弾を受けるということは、対戦車砲は地下にもぐっていたのであろう。明らかに守りを固めている地点への攻撃で、本作戦はソ連に読まれていたことがわかる。 |
45 |
|
バラトン |
47 |
上 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
雪景色。車体前部の牽引フックが側面装甲板の延長になっており、網状シェルツェン、車長ハッチの取っ手から後期型と推定。 |
46 |
|
バラトン |
27 |
上 |
W号戦車J初期 |
W号戦車J型 |
操縦手ハッチ周囲の雨よけが溶接されているのでJ型とした。コーティングされている。J型で砲塔のシェルツェンがないのが珍しい。 |
48 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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ヴェスペ |
ヴェスペ |
変な形の手すりが付いている。車体番号311? |
48 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
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フンメル |
フンメル |
砲が後座している。 |
52 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ケーニクスティーガー |
ケーニクスティーガー |
冬季迷彩? |
52 |
|
バラトン |
62 |
中 |
パンターG |
パンターG |
ヒーター付。防盾が車体に載せられているが、装填部を含め砲がそっくりなくなって無くなっていることがわかる。後部誘導輪もない。 |
53 |
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バラトン |
26 |
中 |
W号戦車H型 |
W号戦車J型 |
まくれ上がった操縦手ハッチ周囲の雨よけが溶接されているのでJ型とした。起動輪、転輪や誘導輪が失われている。左側が掘られていることから大型地雷によるものかと思われたが、その割りには右前方と左後方がつっかえ棒で車体が支えてある。キャタピラが周囲に転がっており、機銃もないので地雷で損傷した?足回りを修理中に放棄され自爆した可能性もある。 |
54 |
|
バラトン |
1 |
上 |
なし |
パンターG |
操縦手用ペリスコープカバーがあるのでG後期型か?境界のはっきりした迷彩。雪景色なので撮影時期が異なる。機銃が装備されたままなので戦闘により撃破された車両である可能性が高い。 |
56 |
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バラトン |
20 |
中 |
V号火炎戦車 |
V号火炎戦車 |
牽引フックからH型以前の車体がベースであるが、前面装甲板や機銃ボールマウント、足回りはJ型以降のようである。車体だけ使ったのだろう。泥沼にはまり込んで身動きが取れなくなり、撃破されたように見えるがキャタピラが見えないのが不思議である。56、60の両方とも第23装甲師団所属との情報が寄せられました。第351中隊が第23装甲師団に配属されたのでしょうか? |
57 |
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バラトン |
15 |
上 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
足回りの部品が取り外してある。ただ機銃が残っているのが不思議。ナンバーは判読できない。時期からすると503大隊か509大隊であるが砲塔にバルカンクロイツがないから509大隊であろうか? |
58 |
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バラトン |
29 |
上 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
砲塔番号234。黒文字ではなくバルカンクロイツもないことからSS第501重戦車大隊であろうか?誘導輪が下がっていることから、後部に損傷を受けている可能性あり。ティーガーUはクレビスが取り付けられていることが多い。 |
59 |
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バラトン |
16 |
中 |
ヤークトパンター |
ヤクトパンター後期型 |
機銃が取り外されているので擱坐後に自爆した可能性もある。 |
60 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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ティーガーT後期型 |
ティーガーT後期型 |
道路から転落した?SS第3師団 |
60 |
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バラトン |
20 |
上 |
V号火炎戦車 |
V号火炎戦車 |
56、60のいずれも牽引フック、前部ハッチからベース車体はH型以前である。従来の資料(Encyclopedia of German Tanks等)では火炎放射戦車はM型ベースの新造車両となっていたが、実際にはこのような旧型車の改造車両があったことになる。「ドイツ軍火炎戦車1941-1945」(大日本絵画)によると、1944年11月27日にヒトラーの命令により火炎戦車が少なくとも10輌再整備されて、第351火炎戦車中隊が新設され、南方軍集団に配属になっている(45年4月の段階で5輌保有) から、56、60は第351中隊の可能性が高い。この第351中隊の装備車両は「再整備」というから中古車改造の可能性も高く、尚更である。ただし56の砲塔番号は022であり、10輌には合わないが。なおこの両方ともブレーキ通風口がない。ブレーキ通風口のないV号は初期のE/F型しか確認できていないのだが。火炎戦車は車体前面に追加装甲がなされたようであるが、56は不鮮明でよくわからない、また60はボルト止めの追加装甲がなされているが一般的な追加装甲とは形状が異なる。 |
61 |
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1945 |
27 |
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V号火焔放射戦車 |
V号火炎戦車 |
上記解説通り、H型以前がベース車両。56、60と異なり、この車両にはブレーキ通風口がある。全体的な構造はM型に準じているようで、ボッシュライトであるが、左側にしかない。車体前面の追加装甲はあるが60のようなボルト止めではなく旧型車の装甲増加法(ソミュールにあるV号F改修型に類似)である。対空機銃架が取り付けられているのは珍しい。同じ351中隊であるが、砲塔No.はなく迷彩のパターンは異なるようにも見える。雪景色であり、場所も56、60とは違うから撮影時期が異なるようだ。車体内部の爆発により操縦室前面追加装甲がまくれ上がり、操縦手クラッペが吹き飛んでいる。 |
62 |
|
バラトン |
56 |
下 |
パンターG |
パンターG後期型 |
ハッチが吹き飛んでいる。第24装甲師団は2月には南方軍集団から北方軍集団へ転属となっている。”シュトルムウントドランク パンター”(デルタ出版)によると第24戦車連隊第1大隊は独立部隊として南方軍集団の各部隊(たとえば第1装甲師団)に配属されたとある。パンター大隊は独立運用されたものが多いが、独立運用された部隊で師団マークが入っている連隊は珍しいのではないか?写真が鮮明になった分、左側面が爆発によりまくれ上がり、周囲に部品が散乱しているのが良くわかる。 |
62 |
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PA Panzer in Ungarn |
9 |
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W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
ツィメリットコーティング |
63 |
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1945 |
43 |
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ヴェスペ |
ヴェスペ |
冬季迷彩のヴェスペ。雪景色である。 |
67 |
|
バラトン |
61 |
中 |
パンター戦車回収車 |
ベルゲパンターA型 |
牽引用クレビスが取り付けられている。この迷彩パターンはP.6下写真のベルゲパンターに似ている? |
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パンター戦車A図面集 |
123 |
上 |
ベルゲパンターG型 |
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上の車両の前からの写真。数字67がきれいな書体なのが気になる。装備品がなくなっている。 |
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パンター戦車A図面集 |
123 |
中 |
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バラトン湖と同じ写真 |
68 |
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バラトン |
57 |
上 |
パンターG |
パンターG |
原書ではつぎ当てをして使っているとあるが、そう言われればその様にも見えるし、つぎ当てをして使っている写真は他の戦車では見たことがあるが、パンターの前面装甲が貫通されている写真は全くといってよいほど見たことがない。風景が72〜78の場所に似ている。 |
69 |
|
バラトン |
7 |
中上 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個、下部転輪は前から2個が金属転輪。戦闘室側面の予備履帯装備は他では見たことがない。手塗りの雑な冬季?迷彩。誘導輪がなくなっているが、その割りにはキャタピラが切れていないのが不思議。 |
70 |
|
バラトン |
1 |
下 |
なし |
パンターG中期型 |
砲塔No.331?。車体右に外れているキャタピラは幅がせまい別物に見える。(スプロケットは外れていない) |
71 |
|
バラトン |
62 |
上 |
パンターG |
パンターG |
右側面が吹き飛んでいる。 |
72 |
|
バラトン |
8 |
上 |
パンターG |
パンターG |
次頁参照 |
72 |
|
1945 |
38 |
|
パンターA |
パンターA |
同じ72であるが、全く異なる車両。撮影場所や時期も違う。冬季迷彩のツィメリット・コーティング付。1945では第6装甲師団所属と推定している。しかしA型は1944年5月までの生産であるが、シュトルム&ドランク パンターでは第6装甲師団第11戦車連隊第1大隊は1944年9月以降の再装備とあり、時期がずれている。中古車両あるいは元々保有していた車両だろうか? 機銃が外されているから、軟弱地盤にはまり込み行動不能になったため、やむなく自爆したようだ。 |
73 |
|
バラトン |
8 |
中 |
パンターG |
パンターG |
|
74 |
|
バラトン |
8 |
下 |
パンターG |
パンターG |
|
75 |
|
バラトン |
9 |
上 |
パンターG |
パンターG |
|
76 |
|
バラトン |
9 |
中 |
パンターG |
パンターG |
|
77 |
|
バラトン |
9 |
下 |
パンターA |
パンターA |
|
78 |
|
バラトン |
68 |
下 |
W号駆逐戦車/70(A) |
W号駆逐戦車/70(A) |
|
? |
|
バラトン |
79 |
上 |
W号駆逐戦車(A)等 |
W号駆逐戦車/70(A) |
78のNo.付与前の姿。 |
79 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ヴェスペ |
ヴェスペ |
砲がそっくりなくなっている |
79 |
|
バラトン |
47 |
下 |
パンターG |
パンターG後期型 |
|
|
|
パンター戦車G図面集 |
13 |
下 |
|
|
同じ写真だがこちらの方が質が高い。初期型誘導輪、消炎排気管、あご付防盾バルカンクロイツはMNH社? |
80 |
|
PA Panzer in Ungarn |
3 |
|
パンターG後期型 |
パンターG後期型 |
アゴ型防盾の後期型。一風変わった迷彩塗装。 |
81 |
|
バラトン |
83 |
中 |
メーベルワーゲン |
メーベルワーゲン |
後方以外の装甲板を全開にしている。砲防盾にぶら下げた鉄兜が面白い。対空戦車乗員には鉄兜が支給されたのだろうか。弾帯も見える。雪景色である。細い縞状迷彩が施されている。 |
81 |
|
1945 |
67 |
|
|
|
|
81 |
|
バラトン |
56 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
番号がだぶっている。上部転輪4個、下部転輪は全てゴム淵の初期型。車体前部に破裂した薬莢が転がっている。砲塔天蓋が吹き飛んでいるようにも見える。後方の車両はW号戦車系に見えるがよくわからない。 |
83 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ケーニクスティーガー |
ケーニクスティーガー |
機関部の弾痕3か所に丸印、バラトン湖の写真がよくなって番号を判読できた |
|
|
バラトン |
12 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
写真が悪くてよくわからないが、番号があるようにも見えるのでSS第501重戦車大隊か? |
84 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
泥沼にはまり込んで放棄されたようだ |
86 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号駆逐戦車L48 |
W号駆逐戦車L48 |
ツィメリットコーティング付,砲身に何か差し込んである。冬季迷彩 |
86 |
|
バラトン |
66 |
下 |
パンターG |
パンターG |
防盾の左に被弾痕多数。砲身が失われている。前部機銃のカバーが見える。 |
87 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
放棄車両っぽい。後方にティーガーT等いろいろ映っているが、写真が悪くてわからない |
87 |
|
バラトン |
81 |
下 |
ヤークトパンター |
ヤクトパンター後期型 |
牽引ロープが連結されているところから、回収しようとしたことがわかる。 |
88 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
V号突撃砲G後期型 |
V号突撃砲G後期型 |
トラベリングクランプ装備だが台形防盾 |
88 |
|
バラトン |
10 |
下 |
W号戦車J |
W号戦車J後期型 |
操縦手ハッチ周囲の雨よけが溶接され、車体前部の牽引フックが側面装甲板の延長になっているのでJ後期型とした。砲塔番号712? |
89 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
フンメル |
フンメル |
隣にKofferが写っている |
89 |
|
バラトン |
70 |
中 |
W号戦車H型 |
W号戦車HかJ型 |
この角度ではH、Jを判別できず。キャタピラを短絡している。起動輪も減速機カバーも無くなっている。減速機点検蓋、ブレーキ点検ハッチも失われ、下部転輪も半分が基部から無くなっている。これらから考えると故障車両を固定砲台として使った可能性が高いが、こんな開けた土地に配置するのはおかしいから単なる放棄車両かもしれない。マズルブレーキのない(外されている)W号戦車は初めて見た。 |
90 |
|
バラトン |
51 |
中 |
パンターA |
パンターA |
ちょっと見には損傷場所がわからないが、誘導輪が下がっているので後部に被弾したのかもしれない。なおこれもスプロケットが転がっているが、この車両のは無事に見える。 |
91 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号戦車HかJ型 |
W号戦車HかJ型 |
履帯がなくなっている。ブタペスト市内 |
91 |
|
バラトン |
55 |
下 |
ヴィルベルヴィントゥ |
ヴィルベルヴィントゥ |
操縦手席側面に大穴が開いている。 |
92 |
|
バラトン |
14 |
下 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個、下部転輪は全てゴム淵。射入口は地上高500mmくらいの位置。こんな場所に命中させるのは目標が高い位置になければ無理。土堤上の道路でも走っていて狙い撃ちにされたか? |
93 |
|
バラトン |
80 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
砲塔番号331。クレビス付。SS第501重戦車大隊。 |
94 |
|
バラトン |
7 |
上 |
W号戦車H型 |
W号戦車HかJ型 |
この角度ではH、Jを判別できず。上部転輪の前3個はゴム淵に見えなくもない。車体番号633? |
95 |
|
バラトン |
45 |
下 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
はっきりとした迷彩パターン。101と迷彩が似ている。砲塔番号なし。誘導輪が破壊されキャタピラ切断後、砲撃を受けたか?クレビスが装備されており牽引しようとしたのかもしれないが、クレビスは戦訓により常時取り付けられていた可能性も高い。SS第501重戦車大隊。 |
95 |
|
バラトン |
59 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ターレットナンバーなし。OVMもなくなっている。クレビスが取り付けられている。SS第501重戦車大隊と思われる。95がダブっている。 |
96 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号駆逐戦車L48 |
W号駆逐戦車L48 |
砲身が折れているからラングかもしれない。ツィメリット付。履帯がなくなっている。一番前の転輪は鋼製。転輪もいくつかなくなっている |
96 |
|
バラトン |
64 |
上 |
ヴィルベルヴィントゥ |
ヴィルベルヴィントゥ |
状況がわからない。砲を外したヴィルベルウイントゥは初めて見た。 |
98 |
|
バラトン |
11 |
下 |
パンターG |
パンターG後期型 |
防盾の形状はよくわからないが、ヒーター付。 |
99 |
|
バラトン |
61 |
下 |
38(t)戦車回収車ヘッツァー |
ベルゲヘッツァー |
この車両の写真はきわめて珍しい。エンジン部後部ハッチが無くなっているから自爆したのかもしれない。 |
99 |
|
PA Panzer in Ungarn |
|
|
M14/41 |
M14/41 |
ブダペスト市内と推定される。番号はダブり |
100 |
|
バラトン |
13 |
中 |
パンターG |
パンターG |
下部の弾痕は貫通していない。 |
101 |
|
バラトン |
44 |
下 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
砲塔番号確認できず。砲身がないから自爆したのであろう。バルカンクロイツの位置から第509重戦車大隊と思う。 |
102 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
V号突撃砲G後期型 |
V号突撃砲G後期型 |
トラベリングクランプ装備、ザウコプ防盾、ブダペスト市内っぽい |
102 |
|
バラトン |
13 |
下 |
ヤークトパンター後期型 |
ヤクトパンター後期型 |
第560重駆逐戦車大体は軍直ではなく、第12SS装甲師団の第12SS戦車連隊第2大隊として扱われたはずである。 |
|
|
1945 |
82 |
|
|
|
|
103 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
ブタペスト市内とある |
104 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターA |
パンターA |
ツィメリット、13師団か?ブタペスト市内っぽい |
104 |
|
バラトン |
81 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個、下部転輪は前から2個が金属転輪。マフラーは通常型に見える。機関室に命中弾を受けている。反対側も履帯が切断されているから、地雷を踏んで動けなくなっているところに被弾したのではないか?市街地で自走砲の最も苦手な戦場に思う。"333"と言うナンバーから戦車連隊第1大隊第3中隊の3号車である。どこの戦車連隊であろうか? |
|
|
1945 |
61 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
104と全く同じ写真である。修正痕がないので番号を写真修正で入れたのかも? 私は所属不明としたが、高橋先生によると第13戦車師団とのことである。 |
105 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
ツィメリット、13師団か?砲塔が半壊している。ブタペスト市内っぽい |
106 |
|
バラトン |
40 |
下 |
37M豆戦車 |
37.M |
この手の車両は知識なくわかりません。 |
106 |
|
1945 |
51 |
|
W号駆逐戦車(A) |
W号駆逐戦車ラング(A) |
番号がダブっている。両フェンダー及び右側牽引具が失われている。本文中の「ブタペストの市街戦」が正しければ、数輌の本車を保有していた第13装甲師団第4戦車連隊第3大隊第9中隊車かもしれない。 |
107 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
ブタペスト市内 |
107 |
|
バラトン |
40 |
中 |
37M豆戦車 |
37.M |
この手の車両は知識なくわかりません。後方の同系車は連番の105かもしれない。 |
108 |
|
1945 |
42 |
|
パンターハイブリッド車 |
パンターハイブリッド車 |
原書解説通り、D型砲塔をG車体に載せたハイブリッド車。車体のコーティングが縦で、砲塔が横。炎上により車体前部のコーティングが剥がれている。 |
109 |
|
第2次大戦イタリア軍用車両(ガリレオ出版2003年8月) |
14 |
下 |
|
L3/35軽戦車 |
捕獲番号106〜108と同一の場所と思われる。 |
110 |
|
1945 |
90 |
|
ベルゲパンター |
ベルゲパンターA型 |
|
111 |
|
バラトン |
63 |
中 |
パンターG |
パンターG |
自爆(車体機銃が取り外されているから)?により砲塔が吹き飛ばされている。はっきりとした迷彩塗装。"AJ9"というナンバーは初めて見た。色調から後で書かれたのではないと思う。 |
111 |
|
1945 |
50 |
|
ヴェスペ |
ヴェスペ弾薬運搬車 |
原書解説ではフンメルとあるが、どう見てもヴェスペである。師団標識がついている。はっきりわかる大きな斑点迷彩。両キャタピラと左側誘導輪がないから放棄車両を集めたのかもしれない。砲が全く見えないから、弾薬車と推定した。 |
112 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
メーベルワーゲン |
メーベルワーゲン |
ブタペスト市内っぽい。建物上部にDFSグライダーが突き刺さっている。この場所はMFによるとブダペスト戦の名所ということであり、複数の写真が残されているが、撮影時期が異なるためか、メーベルワーゲンが写っているものはこれだけである。動かされたのだろうか? |
112 |
|
バラトン |
21 |
中 |
パンターG |
パンターG |
車体右側面が吹き飛び、砲塔も飛ばされ、前面装甲が割れているというすさまじい破壊状況。搭載弾薬の誘爆だろう。機銃がないから、自爆かもしれない。 |
113 |
|
バラトン |
44 |
上 |
フンメル |
フンメル |
搭載弾薬の誘爆か戦闘室後部が吹き飛ばされている。 |
114 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
フンメル |
フンメル |
ブタペスト市内っぽい |
115 |
|
1945 |
89 |
|
ヘッツァー |
ヘッツァー後期型 |
前部シャックル、誘導輪形状、塗装パターンから後期型と推定した。履帯は最後期型にも見える。 |
115 |
|
PW7 |
9 |
|
Sd.Kfz.131 |
マーダーU |
PW7によると第1装甲師団第37戦車猟兵大隊の所属とのことである。45年にしては師団マークが描かれているのが珍しい。9に似た2の数字は独軍側のものとして説明されている。 |
116 |
|
バラトン |
64 |
下 |
V号突撃砲G型 |
V号突撃砲G型初期型 |
角型防盾の初期型だが、上部転輪は金属製。前面装甲をコンクリートで補っている。 |
117 |
|
Panzerwaffe 1945 vol.3(Militaria/2005年) |
62 |
下 |
|
ヘッツァー |
1945年2月ブダペストで撃破された車両との解説あり。左機動輪がなくなり砲弾ラックが転がっている。主砲基部左側に貫通孔。「1945年のドイツ国防軍」未掲載 |
118 |
|
PA Panzer in Ungarn |
8 |
|
ヘッツァー |
ヘッツァー |
|
121 |
|
1945 |
50 |
|
フンメル |
ヴェスペ弾薬運搬車 |
激しく損傷しているが火砲が見当たらないため、弾薬運搬車と推定した。キャタピラの外れ方からすると、後退中に撃破されたこととなるが。147のヴェスペに塗装が似ているから同じ部隊(FHH)かもしれない。 |
122 |
|
バラトン |
42 |
中 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
車体前部の牽引フックが側面装甲板の延長になっているのでJ後期型とした。機関室がそっくり無くなっている。説明どおりかもしれない。 |
123 |
|
バラトン |
52 |
中 |
パンター戦車回収車後期型 |
ベルゲパンターA型 |
20mm機関砲の基部がある初期型。完全にはまってしまっている。砲弾は88mmにしては小さい気もする。後方のW号戦車は122である。 |
124 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
濃密な迷彩塗装 |
125 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
|
128 |
|
PA Panzer in Ungarn |
|
|
ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
写真が小さくてよくわからないが、上と同一部隊に見える |
129 |
|
バラトン |
63 |
上 |
パンターG |
パンターG後期型 |
はっきりとした迷彩塗装。バルカンクロイツの位置は79と同じ。 |
130 |
|
バラトン |
31 |
上 |
W号戦車HかJ |
W号戦車HかJ型 |
この角度ではH、Jを判別できず。車長ハッチは通常型。 |
|
|
1945 |
66 |
|
|
|
同じ写真 |
131 |
|
バラトン |
12 |
下 |
パンターA |
パンターA |
側面装甲板がガラスのように割れている。これもぬかるみにはまり込んで動けなくなったところに集中砲火を浴びたか? |
132 |
|
バラトン |
60 |
中 |
パンターG |
パンターG初期型 |
機関室ハッチが開いているから機関故障で放棄されたか。後方にヴェスペ?が写っている。 |
|
|
1945 |
17 |
|
X型戦車パンター |
パンターG初期型 |
No.132の番号付与前の写真と思ったが、アングルがあまりにもよく似ており、前面装甲板のネガの傷まで一緒である。また捕獲No.132の2のはねが残っているようにも見える。砲防盾右側の艶が変。要するに同じ写真から捕獲No.を写真修整で除去したものと思われる。その他良く見ると砲塔にはツィメリット・コーティングがないように見えるので、いわゆるハイブリッドかもしれない。また通常は車体右側に装備されるクリーニングロッドが後部に積まれている。 |
133 |
|
バラトン |
70 |
上 |
ヴェスペ弾薬運搬車 |
ヴェスペ弾薬運搬車 |
左戦闘室装甲板に変な切り欠きがある。荷物用の手摺を溶接している。左装甲板に第13装甲師団のマークと砲兵第2中隊のマークがある。この車両はとても珍しい。 |
133 |
|
PA Panzer in Ungarn |
6 |
|
Sd.Kfz.140/1 |
Sd.Kfz.140/1 |
FHH所属とある。 |
134 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
|
135 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ティーガーT |
ティーガーT |
冬季迷彩? |
136 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
V号突撃砲G初期型 |
V号突撃砲G初期型 |
バッフルパターン、角型防盾の初期型。軟弱地面にはまり込んで、キューポラが吹き飛んでいる。 |
139 |
|
バラトン |
53 |
上 |
42式10.5cm突撃榴弾砲 |
42式10.5cm突撃榴弾砲 |
同軸機銃装備、角型防盾、トラベルクランプ付、上部鋼製転輪、マズルブレーキなしの後期型 |
|
|
1945 |
54 |
|
42式10.5cm突撃榴弾砲 |
42式10.5cm突撃榴弾砲 |
上記と同じで139と全く同じ写真だが、番号がない。こちらは修正痕も見当たらないのだが。 |
140 |
|
バラトン |
39 |
上 |
トゥーランU |
トゥーランU |
番号はよくわからない。右にちょっと写っているのはV号系の起動輪。歯がないが。 |
142 |
|
バラトン |
37 |
下 |
Sd.Kfz251/9 |
Sd.Kfz.251/9D |
シュツンメルとしては初期型。 |
144 |
|
バラトン |
38 |
下 |
トゥーランU |
トゥーランU |
はっきりとした迷彩パターン。前面装甲板左上がハンガリー軍の車体Noのようだ。右は21cm重榴弾砲Mrs.18と思われる。駐退機のカバーが珍しい。 |
145 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
スクラップヤードのようだ |
146 |
|
バラトン |
36 |
下 |
トルディ |
トルディ |
写真の露光が強くてわかりにくいが、よく見ると車体前面右に番号が書いてある。被弾痕にマーキングあり。砲身(銃身)がなくなっている。左は251/1D。 |
147 |
|
バラトン |
37 |
中 |
− |
ヴェスペ |
キャタピラが両方とも失われ、転輪や上部転輪、牽引フックに欠品あり。後方にわずかに写っている車両は何だろうか?シェルツェンフル装備のトゥーラン?? |
148 |
|
バラトン |
36 |
中 |
トゥーラン |
トゥーランT |
シェルツェンなし。 |
151 |
|
バラトン |
38 |
上 |
トゥーランU |
トゥーランT |
トゥーランの写真は非常に少なく貴重。これだけ鮮明な写真が日本の出版物に載るのは初めてではないだろうか?私は残念ながらこの車両についての知識が全くないので解説は不可能。 |
152 |
|
バラトン |
35 |
上 |
トゥーランU |
トゥーランU |
この武器庫はスクラップヤードだったようで写っている車両は破損車両ばかりである。通常型のシェルツェンフル装備。 |
153 |
|
バラトン |
35 |
上 |
ズリーニィU |
ズリーニィU |
機関室天井が外されている。 |
154 |
|
バラトン |
35 |
上 |
ズリーニィU |
ズリーニィU |
|
156 |
|
バラトン |
36 |
上 |
トゥーラン |
トゥーランT |
主砲が取り外されている。キューポラ周囲の形からTと判定した。シェルツェンがない。手前の起動輪はU号戦車。 |
157 |
|
バラトン |
39 |
下 |
− |
フンメル弾薬運搬車 |
P.35上右のフンメル弾薬運搬車。ただし火砲を取り外したのかもしれない。起動輪や転輪がなくなっているようだ。 |
160 |
|
バラトン |
41 |
上 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪4個、下部転輪は全てゴム淵の初期型。 |
161 |
|
PW7 |
12 |
|
V号戦車L型 |
V号戦車J型 |
下の少し鮮明な写真である。PW7ではL型としているが、車体側面の脱出ハッチがあり、スペースドアーマーになっていないので、J型とした。原書では砲塔番号611で1が大きいとある。 |
161 |
|
バラトン |
35 |
上 |
V号戦車L型 |
V号戦車J型 |
写真が不鮮明でわからないが、50mm60口径で、砲防盾に追加装甲がないのでJ型とした。これもこの時期には珍しい車両と思う。 |
162 |
|
バラトン |
35 |
上 |
W号戦車 |
W号戦車HかJ |
機関室後部や各ハッチ類がそっくりなくなっている。 |
163 |
|
バラトン |
35 |
中 |
V号突撃砲 |
V号突撃砲G型後期型 |
コーティングあり。上部金属転輪。砲トラベルクランプ付。車体天井が外されており、上に変速機?が乗せられている。 |
164 |
|
ラスカンV |
112 |
トゥーランU |
トゥーランU |
バラトンP.35中と同じ写真だが、写真の質が向上したのでバイザー下の番号が判読できた。 高橋先生、ありがとうございました。 |
|
165 |
|
バラトン |
39 |
中 |
トゥーランU |
トゥーランT |
凄まじい破損状況。落書きはソ連によるものでは? |
167 |
|
バラトン |
38 |
中 |
トゥーランU |
トゥーランU |
ごつい機銃カバーがよくわかる。左側のカバーは何? わかる方よろしくお願い致します。 |
172 |
|
PA Panzer in Ungarn |
|
|
ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
初期型のようだ。スクラップヤード |
173 |
|
PA Panzer in Ungarn |
|
|
パンターG |
パンターG |
偽装のまま放置されている |
193 |
|
PW7 |
40 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
車体下部が白く塗られている。最終減速機ハウジングごとない。砲塔番号は見えない。機銃もないので放棄車両であろう。部隊名は不明。 |
194 |
|
PW7 |
41 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
車体下部が白く塗られている。起動輪の歯がない。砲塔番号は見えない。機銃もないので放棄車両であろう。部隊名は不明。 |
195 |
|
バラトン |
15 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
砲身先端とスカート、後部I転輪が白く塗ってある。これはソ連の手によるものかも。この本には同じような例が多数ある。193-195は同じ場所の撮影に見える。 |
197 |
|
AH Captured Tiger in Soviet Service |
1 |
|
パンターG |
パンターG |
ソ連軍により使用されているパンターG型。赤い星を砲塔側面および車体前面に描いている。前の転輪を黒く塗っている。無線アンテナはソ連軍のもの |
200 |
|
PW7 |
44 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
SS第501重戦車大隊。×23の砲塔番号。 |
201 |
|
PW7 |
45 |
|
W号戦車J型 |
W号戦車HかJ型 |
砲塔番号なし。HかJの初期型。標準型の牽引具。後方に219のパンターGが写っている。 |
204 |
|
バラトン |
80 |
上 |
W号戦車H型 |
W号戦車J型(後期型) |
番号及び背景からシャルヴィズ運河のドイツ軍事故車両回収所である。W号戦車は上部転輪3個のJ最後期型。ただし牽引フックは通常型。旋回式ハッチを装備しているようである。この車両の写真は珍しい。後方のティーガーIは右後部のフェンダーが残っているから208とは異なる。このティーガーがP.72上の車両かもしれない。 |
206 |
|
PW7 |
46 |
|
パンターG型後期型 |
パンターG型後期型 |
消炎排気管装備の後期型。砲塔番号122。最後の2の位置がずれている。砲塔バルカンクロイツの位置も変わっている。所属部隊不明。原書ではダイムラーベンツ社の直線帯状迷彩とある。ドラゴンのキットの作例。 |
|
|
パンター戦車G図面集 |
39 |
上 |
|
|
同じ写真 |
207 |
|
バラトン |
20 |
下 |
− |
V号突撃砲後期型 |
支持転輪はゴム淵なしの後期型だが、砲防盾は角型。牽引具はない。 |
208 |
|
バラトン |
20 |
下 |
− |
ティーガーT最後期型 |
この写真ではコーティングがわからないが、あるはず。やはりSS第3装甲師団第3SS戦車連隊か? |
209 |
|
バラトン |
20 |
下 |
− |
W号戦車HかJ型 |
マズルブレーキの形からHかJと判定した。この角度ではH、Jを判別できず。通常型のハッチがわかる。 |
211 |
|
バラトン |
66 |
中 |
W号弾薬輸送車 |
W号回収戦車 |
車体上部の大型ハッチを開いている。風景からP.20下のシャルヴィズ運河のドイツ軍事故車両回収所と思う。 |
216 |
|
PW7 |
49 |
|
V号突撃砲G型 |
V号突撃砲G型 |
車室側面にオストケッテを搭載している。台形防盾、鋼製上部転輪の後期型。コンクリートを前面及びキューポラに塗布している。機銃防盾は角型。 |
218 |
|
PW7 |
43 |
|
W号駆逐戦車/70(A) |
W号駆逐戦車/70(A) |
起動輪、最終減速機カバー、第1,2転輪なし。履帯を短絡している。上部転輪4個。後方に200のケーニクスティーガーが写っている。78とはバルカンクロイツの位置が異なる。原書では第3装甲師団第6戦車連隊第8中隊、第23戦車連隊第4中隊(元々は第24戦車連隊第9中隊)の可能性があるとしている。 |
219 |
|
PW7 |
42 |
|
パンターG型後期型 |
パンターG型後期型 |
砲塔番号433。シャルヴィズ運河の回収所であると思われる。 |
220 |
|
バラトン |
43 |
上 |
パンターD型ベースの戦車回収車 |
ベルゲパンターA型 |
ほぼ全装備に近い状態。コーティングのあるベルゲパンターは珍しい。車体前面に予備転輪を乗せている。車室にTと書いてあり、側面のTの隣には部隊マークらしきものも見える。P.15下の後方に写っている車輌と思われる。 |
223 |
|
バラトン |
15 |
下 |
W号突撃砲 |
W号突撃砲 |
向こう側にはベルゲパンターが写っている。287と同様な予備転輪ラックが車体右側に取り付けられているので同じ部隊かもしれない。 |
223 |
|
PW7 |
47 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個。第5,6転輪がアームごとなくなっている。捕獲番号は23に見えるが、原書の記述に従った、背景は上記に似ている。 |
224 |
|
PW7 |
17 |
|
フンメル |
フンメル |
搭載弾薬が爆発したのか、すさまじい破壊状況。Cとあるので3番砲。後部扉に自走砲兵第3中隊のマークあり。この場所の戦術マークは珍しいのでは。 |
228 |
|
PW7 |
13 |
|
V号指揮戦車K型 |
V号指揮戦車K型 |
原書では損失記録から第1装甲師団所属としている。遠方にヘッツァーとV号突撃砲?が写っている。ヘッツァーには番号が記されているが残念ながら読み取れない。 |
230 |
|
バラトン |
21 |
上 |
パンターD |
パンターD後期型 |
旋回式ハッチのD後期型。OVMがなくなっている。前部フックに牽引用クレビスがセットされているのは、ソ連軍も故障がちなことを知っていたせい?砲防盾下部に弾痕あり。 |
236 |
|
PW7 |
51 |
|
メーベルワーゲン |
メーベルワーゲン |
原書では筒型マフラーの上部が斜めになっている珍しいものとある。始動クランクが差し込まれているが、炎上しているため放棄車両と推定。 |
238 |
|
バラトン |
24 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
車体番号923。バルカンクロイツらしきものも見えるが、両方とも雑な感じを受ける。9と言うのは変である。原書どおりシェルツェンが残っていることから本作戦に投入された新車である可能性が高い。PW7によると第9SS装甲師団ホーエンシュタフェン第9SS戦車連隊第9中隊所属とのこと |
238 |
|
PW7 |
74 |
|
|
|
同じ写真だがこちらの方が鮮明 |
245 |
|
バラトン |
25 |
中 |
V号観測戦車 |
V号観測戦車 |
旧型起動輪のH型ベースの観測戦車。コーティングあり。本来、弾薬を積まないはずだが、車体後部が吹き飛ばされている、重砲弾の命中か、燃料タンクの誘爆か?砲塔全部右側の板に番号が書いてあるように見えるが、露光が強すぎて残念ながらわからない。 |
256 |
|
バラトン |
56 |
上 |
ヴェスペ |
ヴェスペ |
戦闘室が吹き飛んでいる。搭載弾薬の誘爆であろう。 |
260 |
|
バラトン |
45 |
中 |
パンターA |
パンターA |
コーティングあり。 |
262 |
|
バラトン |
17 |
中 |
ヴェスペ |
ヴェスペ |
508というナンバーは珍しい。 |
263 |
|
バラトン |
59 |
上 |
マーダーVH |
マーダーV(H) |
この時期には珍しい車両。ヘッツアーのように境界のはっきりした迷彩塗装。車体番号30?が見える。車体右側に被弾し大破している。後部に脱落した右側装甲板が積まれている。これも266と同じ所属の可能性があるそうです。 |
265 |
|
バラトン |
14 |
中 |
フンメル |
フンメル |
275と同じ場所に装甲砲兵第1中隊のマークあり。同じ連隊かもしれない。右フェンダーに増設のラックがあるのも同じ。(ただし形状は異なる) |
266 |
|
バラトン |
68 |
上 |
マーダーU |
マーダーU |
非常に特徴的なパターンの迷彩塗装。ヘッツァーに似ている。戦闘室側面に115というナンバーが見える。所属は第1装甲師団第113装甲擲弾兵連隊第9中隊(重装備)とのことです。中島さんありがとうございました。 |
267 |
|
バラトン |
68 |
中 |
マーダーU |
マーダーU |
同じような迷彩塗装から上と同一部隊であろう。こちらも戦闘室側面に114というナンバーが見える。これも266と同じ所属とのこと。 |
268 |
|
バラトン |
52 |
上 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
泥沼にはまり込んで身動きが取れなくなったもの。後方は48口径に見えなくもない。 |
270 |
|
バラトン |
57 |
下 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
はまり込んで動けなくなったところに被弾したのか? |
271 |
|
バラトン |
67 |
下 |
フンメル |
フンメル |
戦闘室最後部に弾痕あり。駐退機が煤けている。この手の弱装甲の車両が最前線に出てくることはあまりないのだが。45年にもなって45mm砲が使われていたことが驚きである。ハンガリーは支戦場という証か? |
272 |
|
バラトン |
24 |
下 |
W号戦車H型 |
W号戦車HかJ型 |
この角度ではH、Jを判別できず。角ばったマズルブレーキにも見える。車体後部に命中弾の跡あり。 |
273 |
|
バラトン |
17 |
上 |
フンメル |
フンメル |
これも増設ラックあり。車体左に転がっている側面装甲板のかなり上の方に被弾痕あり。この場所なら誘爆は考えにくいのだが。長射程の自走榴弾砲が直接射撃をするような戦況だったのだろうか? |
274 |
|
PW7 |
15 |
|
W号弾薬輸送車 |
W号弾薬輸送車 |
H or J初期型ベースのW号弾薬輸送車。前面装甲板の予備履帯が平面に見えるため、機銃ボールマウントが除去されているかもしれないとある。原書では1945年3月に3輌の損失記録がある第1装甲師団所属と推定している。 |
275 |
|
バラトン |
10 |
上 |
フンメル弾薬運搬車 |
フンメル弾薬運搬車 |
車体前面に装甲砲兵第2中隊のマークあり。この車両の写真は珍しい。泥濘にはまって動けなくなったか? |
276 |
|
PW7 |
11 |
|
ヴェスペ弾薬運搬車 |
ヴェスペ弾薬運搬車 |
|
279 |
|
1945 |
74 |
|
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
炎上しているため、所属の判断基準となるものは全くない。場所が101に似ている。 |
|
|
PW7 |
63 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔指揮型 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
上と同じ写真。45年3月25日、最終減速機の故障のためバラトン湖近くで放棄された第509重戦車大隊車とある。非常に珍しい指揮型。Sd.Kfz.268とのこと。 |
282 |
|
PW7 |
67 |
|
W号駆逐戦車/70(A) |
W号駆逐戦車/70(A) |
上部転輪4個。軟弱地にはまり込んだところを撃破されたようだ。車体左側装甲が剥離している。バルカンクロイツの位置は78に似ている。 |
284 |
|
バラトン |
10 |
中 |
パンターA |
パンターA |
外側転輪が3個なくなっている。 |
287 |
|
バラトン |
71 |
下 |
V号突撃砲 |
W号突撃砲初期型 |
機銃シールドから初期型と判定した。W号突撃砲の写真は珍しい。戦闘室右側の予備転輪の装備は他では見たことがない。2輌とも機関室が破壊されている。 |
288 |
|
バラトン |
71 |
下 |
V号突撃砲 |
W号突撃砲初期型 |
機銃シールドから初期型と判定した |
291 |
|
バラトン |
30 |
上 |
パンターG |
パンターG |
通常型マフラー装備。機関室ハッチが後方にある。 |
300 |
|
PW7 |
65 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ツィメリットあり。捕獲番号の位置が変。もしかしたらハンガリーではないかも。原書には撮影場所のDATAなし。部隊名不詳。機銃が残っているので戦闘による撃破車両と思われる。 |
305 |
A |
バラトン |
45 |
上 |
パンターG |
パンターG後期型 |
アゴ型防盾、ヒーター装備の後期型。 |
306 |
|
バラトン |
30 |
中 |
パンターG |
パンターG |
外側の転輪が全て外されている。マズルブレーキも無くなっている。防盾が取れた写真は初めて見た。 |
307 |
A |
PW7 |
68 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
転輪や装備がなくなってしまった惨めな姿であるが、原書では300の成れの果ての姿と記されている。 |
308 |
A |
バラトン |
19 |
上 |
ティーガーT |
ティーガーT最後期型 |
砲塔は白く塗られているが、冬季迷彩ではなくソ連の手によるのでは。やはりSS第3装甲師団第9中隊か? |
311 |
A |
PW7 |
72 |
|
W号戦車J型 |
W号戦車J型後期型 |
なぜか上部転輪が失われている。網シェルツェン、車体側面延長の前面フックの後期型。国籍マーク、ナンバーなし。 |
313 |
A |
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
V号突撃砲G初期型 |
V号突撃砲G初期型 |
ツィメリット、角型防盾の初期型。 |
314 |
A |
PW7 |
72 |
|
W号戦車J型 |
W号戦車J型後期型 |
右側面に被弾したらしい。。網シェルツェン、車体側面延長の前面フックの後期型。国籍マーク、ナンバーなし。 |
315 |
A |
バラトン |
22 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
支持転輪3個、筒型簡易型マフラー(紛失しているが)の後期型。これも撃破後に雑に白く塗られた感じ。2番目の転輪が全鋼製になっている。上部天蓋が吹き飛んでいる。地雷か被弾で履帯が切れたあと止めを刺されたか? |
316 |
A |
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
支持転輪3個(一番前が失われている)、前2個の転輪が全鋼製になっている。 |
316 |
A |
バラトン |
41 |
中 |
ニムロード |
ニムロード |
これもとても珍しい車両。40mmボフォースを積んだ対空自走砲。スウェーデンのランツベルクL62対空戦車をハンガリーがライセンス生産したもの。続 ラストオブカンプグルッペ(大日本絵画)に鮮明な写真が出ている。優秀な火砲なので有効な兵器だったのではないだろうか? |
317 |
A |
バラトン |
22 |
下 |
パンターG |
パンターG後期型 |
砲塔番号121。アゴ型砲防盾、消炎排気管、ヒーター付の後期型。原文通り、外側転輪の最後部は珍しい金属製である。このような例は他でも見たことがある。(シュトルム&ドランク パンター P.116、117) |
320 |
A |
PW7 |
66 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
122号車。所属部隊不明。ツィメリットあり、横型マフラーの最初期型。 |
322 |
A |
PW7 |
49 |
|
V号突撃砲G型 |
V号突撃砲G型 |
オストケッテを装備している。台形防盾、ツィメリットコーティング、追加装甲版の初期型。小型シェルツェン付。 |
325 |
A |
PA Panzer in Ungarn |
2 |
|
ヤクトパンター後期型 |
ヤクトパンター後期型 |
放棄車両と思われる |
326 |
A |
1945 |
73 |
|
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
冬季迷彩を剥がしたように見える。車体番号は従来知られている509大隊のものと色も場所も異なる。第3中隊は表記法が違うのだろうか?素人的にはSS第501のアルデンヌ戦のものに似ている気がするのだが。(ただしハンガリー戦のSS501大隊のナンバーは色が違うようだ) |
328 |
A |
PA Panzer in Ungarn |
2 |
|
ヤクトパンター後期型 |
ヤクトパンター後期型 |
放棄車両と思われる |
329 |
A |
PW7 |
75 |
|
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
原書では238と同じ部隊としている。そう言えば塗装パターンも似ている。左側履帯を短絡していることから、自爆した可能性が高い。 |
330 |
A |
バラトン |
43 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個、金属転輪2個の後期型。 |
331 |
A |
PW7 |
76 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
SS第501重戦車大隊334号車。1945年3月19日、回収車に恵まれなかった数輌の車両が炎上させられたとある。 |
332 |
A |
PW7 |
77 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
331と同じ場所での撮影。SS第501重戦車大隊313号車。1945年3月19日、回収車に恵まれなかった数輌の車両が炎上させられたとある。 |
333 |
A |
バラトン |
19 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
バルカンクロイツの位置に特徴がある。マフラー上に変な箱がある。バルカンクロイツの位置から第503重戦車大隊と思う。 |
334 |
|
バラトン |
67 |
中 |
W号駆逐戦車初期型 |
W号駆逐戦車L48 |
起動輪がなく、キャタピラが短絡していることから変・減速機の故障により回収を待っている状態である。L48は全車コーティングであり、マズルブレーキ付は1944年5月までの生産車。「軽駆逐戦車」(大日本絵画)によるとマズルブレーキは土埃を舞い上げるため、ほとんどの部隊では取り外していたとある。装備している車両は珍しい。 |
339 |
A |
バラトン |
80 |
下 |
パンターG |
パンターG後期型 |
ヒーター、消炎排気管付の後期型。砲塔番号が書いてあるのと本書で盛んに強調されている砲塔側面のキャタピラがない。土堤上の道路であり目標になりやすかったのだろう。こんなところを進むのは無謀だが、「最終戦」にもある通り、泥濘で道路以外は進めなかったのだろう。前方にもパンターが写っているから部隊で前進中に側面から攻撃されたのだと思われる。前方のパンターは不鮮明なのでよくわからないが、340Aとは誘導輪が正常の位置、車長ハッチが開いていないから338かもしれない。 |
340 |
A |
バラトン |
13 |
上 |
パンターG |
パンターG後期型 |
操縦手用ペリスコープカバー、アゴ型防盾、ヒーターより後期型とした。 |
341 |
A |
バラトン |
63 |
下 |
パンターG |
パンターG |
右機関室後部に被弾痕あり。燃料に引火したか? |
342 |
|
バラトン |
55 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
やはり白く塗られている。 |
343 |
A |
バラトン |
71 |
中 |
W号駆逐戦車後期型 |
W号駆逐戦車L48 |
下部転輪は全てゴム淵だが上部転輪は3個である。L48は4個だったはず。となると砲の尾栓を分解して後座させたL70かもしれない。 |
346 |
|
バラトン |
55 |
上 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
上部転輪3個、金属転輪2個の後期型。 |
349 |
A |
バラトン |
64 |
中 |
V号突撃砲G型 |
V号突撃砲G型後期型 |
ブタの頭防盾、上部金属転輪、トラベルクランプ装備、リモコン機銃の後期型。番号から戦車連隊第2大隊の所属車であることがわかるが、”712”のうち”12”は塗りなおされているようにも見える。 |
350 |
A |
バラトン |
43 |
下 |
V号突撃砲G型 |
V号突撃砲G型後期型 |
爆発で上部車体が飛ばされている。 |
351 |
A |
バラトン |
79 |
中 |
マーダーU |
マーダーU |
塗装が異なるので、266、267とは違う部隊であろう。ナンバー”01?”が書かれているようだが、白塗料で消されておりよくわからない。 |
352 |
A |
バラトン |
51 |
上 |
パンターA |
パンターA |
これも白く塗られている。後方にいる車両は何だろうか? |
355 |
A |
バラトン |
57 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
この状況では脱出出来ないだろう。砲塔側面に予備キャタピラをフル装備している。クレビス付。 |
356 |
A |
バラトン |
69 |
上 |
パンターD改造牽引車 |
ベルゲパンター |
車体前面の受けはないが、ベルゲパンターに見える。この写真だけではわからない。 |
357 |
A |
バラトン |
21 |
下 |
ベルゲパンター |
ベルゲパンターA型 |
D型ベース。牽引バーが片方ついているから、牽引しようとしたのかもしれない。車体後部の転輪は251用か? |
N3 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
|
N3 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
自爆したものと思われる |
N4 |
|
1945 |
75 |
|
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
これは砲塔の標記が従来知られている第509大隊のものと一致する。他にもあるようにクレビスが取り付けられている。牽引ロープが取り付けられていることから回収を試みたのだろう。機銃がないし、砲身の破壊状況は自爆に見える。前面装甲板右側にN4とあるが、これはソ連軍が書いたものだろう。 |
N5 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
フンメル |
フンメル |
戦闘室後半がなくなっていることから、自爆したものと思われる。 |
N14 |
|
PA Panzer in Ungarn |
9 |
|
パンターG |
パンターG |
機銃が残っているのに、転輪がそっくりなくなっている。 |
番号の判読できなかったもの
3 |
? |
バラトン |
61 |
上 |
W号戦車J型 |
W号戦車HかJ型 |
2の後方にいる。写真が小さくてよくわからないが、通常型の車長ハッチであることはわかる。今回、1945に1が出たため3と推定した。 |
80 or 82 |
? |
バラトン |
56 |
中 |
− |
W号駆逐戦車ラング(V)? |
下写真の後方の車両。よくわからない。 |
105 |
? |
バラトン |
40 |
中 |
37M豆戦車 |
37.M |
上記の推定による。1945に108のパンターの写真が出たため105に変更した。 |
127 |
? |
PA Panzer in Ungarn |
|
|
ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
実際には無番、128と並んでいる |
155 |
? |
バラトン |
35 |
上 |
ビゾンM |
バイソン(M) |
P.37上の前にいるバイソン。同じ第13装甲師団、自走砲の戦術マークあり。この車両は装甲砲兵連隊ではなく装甲擲弾兵連隊の重装備中隊で使われたはずである。 |
158 |
? |
バラトン |
35 |
上 |
マチルダ |
マチルダMK.U |
番号は完全な推定。原書にもある通り、ドイツ軍式の迷彩塗装を施している。このような二線級車両は装甲師団の装備ではなく、ブタペストの警備部隊かあるいは、SS第8騎兵師団フロリアン・ガイエルの装備かもしれない。なおマチルダはレンドリースでソ連に渡っており、東部戦線で捕獲使用している写真は見たことがある。例えば火砲牽引車として砲塔を取り外して使用。(第44歩兵師団 帝国擲弾兵師団Hoch und Deutschemeister 1938-1945 Potzun)いずれにせよ非常に珍しい写真である。 |
159 |
? |
バラトン |
37 |
上 |
ビゾンM |
バイソン(M) |
戦闘室左に師団マークと戦術マークあり。丸に十字は第13装甲師団でこの部隊はブタペストでほぼ全滅している。(残存部隊を基幹として、再建され後に第2フィルトヘレンハレ師団となっている)P.35上の後ろのバイソン。番号は15までは読めるので推定した。 |
159 |
? |
バラトン |
41 |
上 |
− |
バイソン(M) |
P.35上の後ろのバイソン。2輌とも第13装甲師団及び自走砲部隊の戦術マークがある。 |
161 |
? |
バラトン |
35 |
上 |
トゥーラン |
トゥーランT |
番号は完全な推定。網状シェルツェン付に見える。 |
162 |
? |
PW7 |
12 |
|
W号戦車 |
W号戦車HかJ |
砲塔及び車体後部、各ハッチ類、起動輪がなくなっている。右側面に捕獲No.を記しているが、写真が不鮮明なので読み取れない。前面にはツィメリットを塗布しているように見える。上部転輪が金属製。回収戦車ではない。 |
162 |
? |
バラトン |
35 |
中 |
ズリーニィU |
ズリーニィU |
番号は完全な推定。なおズリーニィは1台を除き全てUであり、この本は全てUであるというご指摘をいただきました。ありがとうございました。 |
269 |
? |
バラトン |
52 |
上 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
268の後方にいる。連番から推定。 |
338 |
? |
バラトン |
80 |
下 |
− |
パンターG? |
339Aの前に写っているパンター。下記の通り推定した。 |
不明 |
|
バラトン |
15 |
下 |
− |
V号突撃砲 |
223の後方にわずかに写っている。 |
不明 |
|
バラトン |
26 |
上 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
外側第4、5転輪、中側第3、4の中心部がない。この珍妙な塗装はソ連が捕獲したことをあらわすためか? |
不明 |
|
バラトン |
35 |
上 |
Sd.Kfz231 |
Sd.Kfz.231系 |
車体後部しか写っていないので、タイプは不明。この時期には珍しい車両だろう。 |
不明 |
|
バラトン |
35 |
上 |
M15/41 |
M15/41? |
イタリア軍の戦車は全然わからない。これもブタペストの警備部隊かあるいは、SS第8騎兵師団フロリアン・ガイエルの装備かもしれない。SS部隊はイタリア軍の車両を接収し多用していたようである。 |
不明 |
|
バラトン |
36 |
下 |
− |
Sd.Kfz.251/1D |
149の隣にいる。 |
不明 |
|
バラトン |
36 |
中 |
トゥーランU |
トゥーランU |
網状シェルツェン装備。原本ではプラットフォーム上とあるが貨車(ssy Koeln?)に乗っている。P.36中の写真では捕獲ナンバーが書かれていないが、P.36下では砲塔シェルツェンに番号が書いてあるようにも見える。 |
不明 |
|
バラトン |
37 |
下 |
Sd.Kfz251/9 |
Sd.Kfz.251/9D |
142の後方にいる車両。後期型シュツンメルに見える。もしかしたら251/21かもしれないが。車体番号×37が読める。 |
不明 |
|
バラトン |
38 |
下 |
− |
Sd.Kfz.251系 |
144の隣にいる車両。後部ドアが失われている。マークが見られるが、残念ながらわからない。 |
不明 |
|
バラトン |
39 |
下 |
U号戦車F型 |
U号戦車F型 |
この時期には珍しい車両。銃砲身がないから、装甲砲兵の指揮車両かもしれないが、この場所にはM15/42、マチルダと言った車両が見られるのでニ線級の警備部隊で使われた車両かもしれない。 |
不明 |
|
バラトン |
39 |
中 |
− |
V号戦車L型 |
165の後方に写っている。砲防盾装甲に増加装甲付なのでP.35上後方のV号J型とは異なる。 |
不明 |
|
バラトン |
46 |
中 |
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
筒型排気管、網状シェルツェン装備の後期型。 |
不明 |
|
バラトン |
47 |
中 |
パンターG |
パンターG |
ヒーター装備型、305Aとことなり砲塔上部の板は別物ではないか?ベンチレーター等何も付いていないため。4×と言うナンバーを書いているところ。 |
不明 |
|
バラトン |
54 |
下 |
ヘッツァー |
ヘッツァー初期型 |
T-038というナンバーからハンガリー軍の車両と思う。24、38と同一部隊か? |
不明 |
|
バラトン |
72 |
上 |
ティーガーT後期型 |
ティーガーT最後期型 |
転輪の中心部がほとんど外されている。背景がシャルヴィズ運河のドイツ軍事故車両回収所に似ている。208の捕獲当初の写真かもしれない。ほかの車両は後から集められた可能性もある。 |
不明 |
|
バラトン |
80 |
上 |
− |
パンターG |
204の後方に写っている。 |
なし |
|
バラトン |
6 |
下 |
ティーガーTE |
ティーガーT最後期型 |
冬季迷彩なし。SS第3装甲師団の第3SS戦車連隊第9中隊か? |
なし |
|
バラトン |
6 |
下 |
ベルゲパンター |
ベルゲパンターG型 |
折れ曲がっているように見えるのはクレーン。両者とも冬季迷彩なし。ベルゲパンターは境界のはっきりした迷彩。SS第3装甲師団の第9中隊か?今回1945により、この写真はバラトン湖ではなく東プロイセンのGD重戦車大隊(1945年4月)との見解が発表されたため、本集計から除外した。しかしこの写真は雪景色なので、撮影時期には疑問がある。なお厳密には1945年3月にGD重戦車大隊は解隊され、GD戦車連隊第1大隊と編合されたGD戦隊になっていたはずである。PAではハンガリーとある |
|
|
1945 |
79 |
|
|
|
|
なし |
|
バラトン |
23 |
中 |
W号駆逐戦車ラング(V) |
W号駆逐戦車ラング(V) |
支持転輪4個、転輪在来型の初期型。駆逐戦車には不利な地形である。 |
なし |
|
バラトン |
65 |
中 |
ティーガーB |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
コーティングありの初期型。いろいろな本で見かける写真。クレビス付。 |
なし |
|
バラトン |
78 |
上 |
V号観測戦車 |
V号観測戦車 |
コーティングあり。牽引フックからH型以前。シェルツェンが取り付けられているようだ。しかしこの擬砲、砲身基部が本格的でマズルブレーキも付いている。初めて見た。 |
なし |
|
バラトン |
カバー |
|
− |
W号戦車HかJ型 |
マフラー、車長ハッチは通常型。誘導輪は鋳造型。バルカンクロイツあり。砲塔ナンバーは判読できず。 |
|
|
PA Panzer in Ungarn |
|
|
|
|
同じ場所の他カット、写真の質も高い。PAによると撮影地はゼーケシュヘルバール(シュトールヴァイセンブルク)とのこと。 |
なし |
|
バラトン |
カバー |
|
− |
V号突撃砲G型 |
コーティングあり。 |
なし |
|
バラトン |
カバー |
|
− |
W号戦車J型 |
鋼製シェルツェン用ラック、パイプ式誘導輪装備のJ型。車長ハッチは旋回式に見える。 |
なし |
|
バラトン |
カバー |
|
− |
ティーガーT後期型 |
砲身と車体前面の一部だけ写っている。これが208か?この車両は第3SS装甲師団第9中隊である。 |
なし |
|
1945 |
14 |
|
W号戦車J型 |
W号戦車J型(後期型) |
筒型マフラー装備のJ後期型。シェルツェンは通常型に見える。光と影迷彩に見えなくもない。捕獲No.なし。泥沼にはまってスタックしたところを撃破されたようである。よく見ると遠方にW号戦車が3輌放棄されている。バラトン湖で類似の写真を探したが、スタックしている4号の写真(40、41)はあるが場所は似ているものの、砲塔番号の書体や車両の状態が異なることがわかった。ところで1945ではこの735号車を第23装甲師団と推定しているが、「パンター」によると第23装甲師団の第23戦車連隊第2大隊(第7中隊だから)は元々パンター装備であり(それもパンターを2番目に受領した戦車連隊で定数が多い)であり、1945年には第1大隊の一部(第4中隊)もパンター装備だったとある。そうなると原書の推定はおかしいこととなる。迷彩の感じは第1SS師団第1SS戦車連隊第2大隊にも似ている。 |
なし |
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1945 |
62 |
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ブルムベア |
ブルムベア |
撮影場所からすると捕獲No.があっても良さそうだが見あたらない。非常に珍しいブルームベア最後期型。緑系の迷彩パターンがわかり、番号がついているのもまた珍しい。コーティングのない後期型は初めて見た。車長ハッチが従来言われていたソミュールにあるV号突撃砲後期型のものとは異なり、真円ではなく、ヒンジも2箇所あるように見えるが、気のせいだろうか?(後方の電柱と重なっており見えにくいのだが) よく見ると左遠方に腕木式信号機が見えるので、原書解説通り損傷戦車を後送するデポだったのかもしれない。 |
なし |
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MF_Sd.Kfz. 166 Brummbär historie, fotky, odkazy na www stránky |
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ブルムベア |
ブルムベア |
上の逆方向のからの写真。222号車がアップになっている。222は白抜き文字。こちらも起動輪及び減速機が外されている。境界線のはっきりした明細でかつグリーン系ベース。コーティングはない。 |
なし |
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1945 |
91 |
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ベルゲパンター/パンターA |
ベルゲパンター/パンターG最後期型 |
パンターは消炎排気管に屈曲カバーのついた最後期型。ただし砲防盾は初期型。砲塔側面の十字マークの位置が変わっており、他では見たことがない。これで部隊名がわかる方がいらっしゃるのでは?ベルゲパンターの幌枠は他でも見られる装備。 |
なし |
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PW7 |
14 |
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ベルゲパンター |
ベルゲパンター |
写真が悪いが駐鋤の基部は見える。車番502 |
なし |
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PW7 |
16 |
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フンメル |
フンメル |
第13装甲師団第13装甲砲兵連隊所属とある。車室右側に師団マーク等が記されている。 |
なし |
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PW7 |
32 |
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W号戦車J型 |
W号戦車J型 |
1945年1月ブタペスト市公園で撃破されたとある。網シェルツェン支持架が残るが、筒型マフラーという過渡期の形態。 |
なし |
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PW7 |
34 |
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ティーガーT後期型 |
ティーガーT後期型 |
第3SS戦車連隊の934号車。45年1月6日の戦闘で失われたもの。 |
なし |
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PW7 |
64 |
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ティーガーUヘンシェル砲塔 |
ティーガーUヘンシェル砲塔 |
部隊名不詳。砲塔予備履帯3列。爆発により車体側面装甲板が外れている。機銃が残っているので戦闘による撃破車両と思われる。 |
なし |
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PW7 |
97 |
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パンターG後期型 |
パンターG後期型 |
45年1月の撮影。第6装甲師団第11戦車連隊第1中隊のパンター後期型。砲塔番号133。バルカンクロイツからMNH社製。赤外線装置の設置基部が確認できる。装備はなかったとの記述あり。光と影の迷彩がわかる。 |
番外 |
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バラトン |
77 |
上 |
− |
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実にいろいろな火砲の写真がある。中央のトゥーランUは167であろう。 |
番外 |
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バラトン |
77 |
中 |
− |
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こちらもいろいろと写っている。まん中左のバンはどう見ても民間車。後方は本書でブタペスト武器庫と説明している場所のような気がする。遠方のW号駆逐戦車、V号戦車は武器庫内の写真に配置も車両も似ている。ただしその手前の車両は異なっている。奥の建物は似ている気もするが、よくわからない。捕獲車両は左側に見える鉄道貨物駅を使って他所へ運び出したのだろうか?なお写真の上下は左側の複線の感じから、上が手前で下が奥のように感じるが、上には下が写っていないのでよくわからない。左の複線の電線柱から同じ場所であることは確実と思うのだが。ブタペストは徹底的に破壊されたから今日ではわからなくなっているのでしょうね。 |
<出典詳細>
バラトン:バラトン湖の戦い ドイツ軍最後の戦車戦 1945年1月〜3月 (大日本絵画) M・スヴェーリン/O・バラーノフ/M・コロミーエツ/D・ニェドゴノーフ 大日本絵画
1945:1945年のドイツ国防軍戦車部隊―欧州戦最終期のドイツ軍戦車部隊、組織編制と戦歴の事典」 M・コロミーエツ 大日本絵画
PW7:Panzer Wrecks 7:Lee Archer/W Auerbuch Panzerwrecks刊
重戦車大隊:重戦車大隊記録集2-SS編 W・Schneider 大日本絵画
PA:Panzwer-ArcievのForum Panzer im Ungarn
MF:Model-Forum
AF:Axis History forum
※緑字番号:1945年のドイツ国防軍戦車部隊―欧州戦最終期のドイツ軍戦車部隊、組織編制と戦歴の事典」(大日本絵画)写真番号を示す
? DB103の推定による。
ラスカンV:ラスト・オブ・カンプグルッペ V 高橋慶史 大日本絵画