NEW
DRG BR V16 101 (TRIX 22449)
記念すべきドイツのDL第1号機です。これ以前にも特殊な試作機はありましたが、本格的なDLとしてはこの機種が初めてです。ただし戦争の影響であまり使われず、戦後の1953年に廃車になりました。現在、保存されています。
難あり品を入手しました。ライトレンズがほぼなかった他、下回りが汚し塗装されています。
私的には模型鉄道はAFVのような汚しやウォッシングはしないほうが好きです。動かないのならいいのですが、走ることが前提の模型鉄道には、似合わないと思います。
2006/2/14 入線
DRG(Wehrmacht) D.311 (LIMA 149704)
ドイツ軍が第2次大戦中に製造した世界最大の80cm列車砲"Dora"牽引用に製造された電気式関車。合計4輌(2編成)作られました。1,050PS×2、60km/h。戦後BR
V 188→BR
288となって1972年まで使われました。
この製品は古い方です。1980年代の終わり頃、リニューアルされました。なおこれは2モーター化改造しました。
1986年 入線
2013/11/2 譲渡
DB BR V 188 001a/001b (Märklin 37283)
＜BR V 188 主要諸元＞
バッファ間距離：22.51m、運転重量：147.0t、軸重：18 .0t、最高速度：毎時75キロ、出力：2×660kW= 1.320 kW、改修後2×808kW= 1.616kW、動輪径：1,250 mm、ディーゼル電気式
上の戦後バージョンです。MärklinのV
188は1998年の発売ですが、こちらの37283はmfx フルサウンド仕様で、2010年の発売です。
ダイカスト製ボディでDCM
2モーター。いい感じです。その一方、屋上のグリルが印刷だったりします。おそらくバリエーション展開のためなのでしょうね。
2014/1/21 入線
DB BR 280 007-6 (ROCO 63381)
ドイツの黎明期の液体式汎用DLで、1951-52年に10輌が作られました。主に支線区の運用に使われましたが、1978年に最後の一両が廃車となりました。
本機は決して成功作ではありませんでしたが、本機における種々の経験は、その後のDL開発の礎となりました。
＜BR V 80主要諸元＞
バッファ間距離：12.8m、運転重量：58.0t、軸配置：B'B'、軸重：14.5t、出力：810kW、原動機：1、駆動方式：液体式、最高速度：100km/h、動輪径：950mm
なお、BR V 80の80とは800PSを表すそうです。
2006/1/15 入線
NEW
DB BR V 80 010 (ROCO 63380)
事の顛末は別項に記したとおりです。下写真のように、発泡スチロールで塗装が侵されてしまいましたが、この写真ほどは目立たないです。この写真は埃がだいぶついています。それにしても水性クリアーには参りました。みなさまも十分ご注意ください。
2005/12/21 入線
DB BR V 200 018 (Märklin 33803)
全長18.47m、1,100PSエンジン×2、自重73.5〜81t、最高速度140km。001〜005号機は試作型です。
量産型とは大きな形態上の差異はありません。量産型は1956年からの登場です。
MaeはBR
221と同様、ダイカスト製ですばらしい出来です。
このモデルは私の大のお気に入りでしたが、保存していたところなんと塗装が侵されてしまいました。車体上部の灰色の部分に全体的に線が入って色がはがれています。どうも中箱の塩ビと触れていた部分が溶けて、だめになったようです。
このトラブルは私特有のものではなく、同じような事故品がオークションに出ていましたので、本質的なものと思われます。最初、塩ビの可塑剤のせいかと思いましたが、最近では塗料そのものに問題があったように感じます。
ROCO社の2001年頃の製品がやはり塗装がやられてしまう例が非常に多く、最初、発泡スチロールのせいと言われていましたが、発泡スチロールは昔から使われています。最近の経験でこれは水性塗料のせいではないかと感じています。環境問題に敏感なヨーロッパでは水性塗料が多用されているようですが、水性塗料は弱いのです。
ともあれ本当にがっかりしました。交換用車体を発注しようとも思いましたが、現地価格でも25,000円もするのでとても手が出ませんでした。
メーカーにクレームをつけてもMäklinは対応が非常に悪いので、どうにもなりません。本当に困りものですね。
2002/10/8 入線
2011/5/14
譲渡
DB BR V 200 035 (ROCO 43522)
＜BR V 200主要諸元＞
バッファ間距離：18.53 m、運転重量：73.5 - 81.0 t、軸重：18.4 - 20.3 t、軸配置：B' B '、連続出力：1,618 kW、原動機：V形 12気筒ディーゼル×2、動力伝達：油圧式、最高速度：140km/h、動輪径：950mm、蒸気暖房搭載
ドイツのDLといえばやはりこのBR V
200を連想される方が多いのではないでしょうか？
液体式2個エンジン、2,200馬力の名機です。1953年から約86輌が生産され急行客車用ですが客貨両用に幅広く使われました。VWを連想される丸っこいいかにもドイツ的なスタイルをしています。
1984年に惜しまれながら引退しましたが、動態保存機が1輌あります。
ROCOのモデルは1985年製ですがすばらしい出来です。これはその中でも初期の製品で側面に "Deutsch Bundesbahn"の文字の入ったものです。
その後、Ep 3、Ep 4、タルキスベージュが発売されました。
1985年 入線
DB BR V 200 060 (Märklin 3021)
ドイツを代表する2個エンジン・液体変速機付DLです。
Märklinの初代BR V
200は1957年の発売だそうですが、こちらの060号機は意外にも1970年からの生産だそうです。いかにも大時代的ですが、50年近く前のモデルですが、最近の製品のようなダイカストの劣化（シーズンクラック）などなく、しっかりしています。
おもちゃの中古屋で799円で入手したものです。ボロボロでしたが、修復できました。轟音を立てて快調に走ります。
2010/12/12 入線
DB BR 221 107-6 (Märklin Hämo 3882)
名機BR V 200の改良型BR V
200.1です。エンジンが強化されています。こちらも50輌が生産され非電化区間で大活躍しました。
このモデルは1990年代の全面改訂版でダイカストボディーの重量感がすばらしい。欲しくてたまらず先輩に無理言って譲っていただきました。
これは1度だけ製造されたHämoバージョンでドイツの模型店でローフランジ化加工したものです。その後、TRIXからも発売されました。少々うるさいですがお勧めしたいモデルです。
1995/7/22 入線
DB BR 221 118-3 (Märklin 3581)
タルキスベージュのこのモデルはドイツの模型店で交流バージョンを直流化、ローフランジ化加工したものです。 その後、TRIXから直流が発売されました。何でも使えるお勧めのモデルです。
うちのは経年で裾が広がってしまいました。ダイカストの劣化でしょうか？
1997/7/13 入線
DB BR 221 125-8 (Märklin 37820)
上と同じモデルですが、こちらは2011年に発売されたmfxフルサウンド機です。ウェザリング塗装がされています。うちのは経年劣化で窓ガラスが黄ばんでしまいました。がっかりです。
2013/7/14 入線
DB BR V 200.1 150 (TRIX 22712)
上のモデルと同じですが、こちらはエポック�掘�最近発売されたアナログサウンド仕様です。
こちらも、ブリスターのせいで塗装がやられました。ほんと、がっかりです。
2003/6/20 入線
DB BR V300 001 (Lima HL2005)
V200とよく似ていますが、C-C軸配置の試作機です。1輌の試作に終わりました。
2009/5/2 入線
DB BR V 320 001 (BRAWA 0330)
2,000PS×2台搭載の強力機。1962年に１台が試作されました。後の232型ですが、その後、私鉄に売却されました。
この機関車は大昔のRivarossiのものしかありませんでしたが、数年前にBRAWAが出したものです。
よく出来ています。
2009/5/2 入線
DB BR 216 004-2 (ROCO 43794)
BR V 160の試作型です。Loloという愛称で呼ばれています。
2001年に発売されたものですが、足回り等は既作215の転用でがっかりしました。この当時としても、ごく一般的な出来であり、2019年現在では見劣りしますね。
残念なことに、こちらも発泡スチロールで塗装が侵されてしまいました。
2003/5/6 入線
DB BR 216 005-9 (Märklin Hämo)
BR V
160は、旅客用蒸気03、23、38.10-40、39、貨物用蒸気50、55、56、57の代替用として作られました。10輌の急行用客車を牽引して最高120km/hで走る性能を要求されました。このスタイルの試作型は9輌が製作されました。001号機は1959年に完成しました。現在、003号機が動態保存されている他、ドイツやイタリヤの私鉄に流れた仲間がいます。
こちらはイギリスの模型店より購入しました。
1994/5/4 入線
2001年に発売されたダイカスト車体の製品です。静かに走ります。幅広く使われていますが、老朽化のため退役も始まっています。207輌が作られました。全長16.0m、自重75.5〜77t、出力1,400kw、最高速度120km/hです。
2003/12/8 入線
DB BR 217 003-3 (TRIX 22444)
これは暖房用の別動力を持つBR V
162型です。4輌の試作に終わりました。
こちらも耐久性には大いに問題のあるゴムベルト駆動ですが、なんとなくですが標準のOリングが使えそうです。
2004/10/23 入線
DB BR 215 009-2 (ESU 32021)
BR 215はV 160 （BR
216）に蒸気暖房装置を搭載したものです。まだこの当時、蒸気暖房の客車が多数使われていたからですね。150輌製造されました。
デジタル機器メーカーだったESUが満を持して投入したDCCフルサウンド・アクション機です。ファンクションが多すぎてうちのコントローラーでは全部確認できません。ブロワーで油煙が排出されるのですが、汚れるので試していないです。ダイカスト製で、前時代の製品よりもずっとよくできています。ただし、印象としてやや角張り気味に感じます。
こちらは中古で入手したものですが、DB
KekはDBAGに貼り替えてありました。
2015/3/25 入線
2022/5/8 譲渡
DB BR 218 137-8 (Fleischmann 4239)
City Bahn塗装です。
偶然手に入れましたが、客車はADE以外はショートスケールであり、入手は不可能でしょう。
2010/8/1 入線
DB BR 218 227-7 (Fleischmann 4938)
下と同じ車両ですがこちらはクリーニングロコです。わかりにくいですが、写真左側の台車にクリーニングパッドがついていてこれが動力(別モーター）で回転します。ただし掃除能力は？？ですね。
2003/3/4 入線
2016/8/23 譲渡
DB BR 218 230-1 (Fleischmann 4238)
DBではもっともポピュラーな万能機です。
最初はこの塗装でした。
2002/12/25 入線
DB BR 218 245-9 (Märklin 37764)
DBではもっともポピュラーな万能機です。
Märklinの2013年製品でmfx+フルサウンド機です。Blogにも書きましたが、プラスはちょっと余分な機能かと思いました。
それはともかく、感じもいいですし、ダイカストの質感が素晴らしいです。
2014/3/29 入線
Märklinの2012年製品でmfxフルサウンド機です。
どうしても欲しくて日本の模型店で新品を買いました。そうしたらそれほど経たないうちに上が手に入りました。こういうことはよくありますね。
2013/12/27 入線
DB BR 218 362-2 (Fleischmann 4237)
1994/5/22 入線
DB BR 218 413-3 (Fleischmann 4233)
DBを代表する本線用DLです。ICからローカル運用、貨物まで幅広く使われています。418輌も製造されました。全長16.0m、自重75.5〜77t、出力1,840/2,060kw、最高速度140km/hです。
1997/12/21 入線
DB BR 218 452-1 (Fleischmann 4933)
クリーニングロコです。この製品は初代と思われます。ごく僅かの間、作られたもののようで、台車のカプラーポケットの位置が後退していて、一般型のNEM362対応のカプラーポケットをつけると下がってしまってつきません。そこでポケットを延長しました。この台車枠に対応した362対応のポケットは作られていないようです。
また、この頃のFLMのトルコブルーは色調が緑っぽいです。うちで一番使われる車両です。
2009/6/30 入線
DR BR 229 100-3 (Brawa 0432)
DRが使用したルーマニア製のDL。愛称Uボートです。
BRAWA製品は中国製でドアが開く等のギミックがあります。こちらのギアも経年で割れました。Athernの交換用ギアが使えるそうですが、売ってないですね。
1996/7/27 入線
NEW
DR BR 232 100-8 (ROCO 43704)
下のBRAWAとは感じが違う気がします。走りはすばらしいですが、出来はあっさりです。あまり思い入れがないのかも。
こちらも発泡スチロールで塗装がやられました。
1994/8/20 入線
DBAG BR 234 304-4 (Brawa 0411)
DRの132型は大量に製造されDBAG発足時に編入されました。これはそれらのうちエンジンを取り替えたもので、一両だけの特殊塗装になっています。304号機は 現在、DB Museumの所属で動態保存されているようですね。
Brawaの製品は腰高な感じがします。ふーっと吹くとファンが回り、ドアが開くのにはびっくりです。中国製です。
Brawa製品の常で経年劣化でギアが割れました。しかし、こいつのギアはKATO製品のように軸と一体になったものなので、修理が困難と思われましたが、交換ギアの幅が広いことが幸いし、なんとか車軸を取り付けることができました。こういう製品は買ってはだめですね。
2003/7/16 入線