ドルニエ DoX ルフトハンザ航空 Delprado 1/350
ドルニエ社は大戦間、飛行艇で世界をリードしていました。これはその最大のもの。当時高馬力のエンジンがなかったため525馬力のエンジンを12基も装備しました。しかしこれでも馬力不足は瀝然で、全く役に立たないまま終わりました。この機体は冷遇されきっている大戦間の民間機では例外的に何種類も模型化されています。私はこんな有名なだけで何の活躍もしなかった飛行機よりは、隠れたベストセラーであるドルニエ・ワール飛行艇を出して欲しいです。

フォッケ・ウルフ FW-200A コンドル ルフトハンザ航空 Delprado 1/200
ナチスドイツ時代の世界有数の長距離旅客機。ニューヨークへの無着陸飛行や日本への飛行で知られます。ヒトラーの専用機としても使われました。完成したのが1938年であり、10機を生産したところで第二次世界大戦となりました。もう少し平和な時代に活躍させてやりたかった機体ですね。戦争により軍用型Fw200Cクリエルが263機生産され、KG40などで使われました。軍用型は強度が不足し問題も多かったようです。
日本と同様、ドイツも航空が禁止されたので戦後活躍することは出来ませんでした。1945〜1955年くらいなら十分活躍できる機会もあったと思われます。

ユンカース Ju52/3m JU-AIR Delprado） 1/200
非常に多用された世界で２番目に量産された輸送機です。ドイツ空軍機として有名ですが、戦前の時点ですでに100機以上がLufthansaで使用されていました。有事の徴用としても多いですね。第２次大戦時にはすでに性能が旧式化していましたが、安定性や稼働率に優れたこと、後継機が登場しなかったこともあり、最後まで使われました。現在でも数機が飛び続けています。これもその１機をモデライズしたもの。

ユンカース Ju52/3m Herpa 1/500
IRON ANNIE号です。

ユンカース Ju52/3m ルフトハンザドイツ航空 Herpa 1/500
ほんの小さなモデルですが、よく出来ています。ルフトハンザ航空の動態保存機です。

サボイア・マルケッティ S.66 ALA LITTORIA S.A. Delprado） 1/200
この会社は双胴飛行艇が得意でした。軍用のS.55は記録飛行で有名です。このような機体がモデライズされるとは驚きました。デルプラドの「世界の航空機100年物語」シリーズは陽の目を見ることが極端に少ない民間機を取り上げていたのですが、会社が潰れて途中で打ち切りになってしまいました。またスケールがまちまちなのも困りますね。

川西式4発飛行艇 大日本航空 Delprado） 1/300
97式輸送飛行艇の民間型。戦争のため民間機としての活躍は短いものでした。よく出してくれたと思います。

ボーイング B-307 ストラトライナー TWA Delprado） 1/250
アメリカは戦前の時点でこのような高空を飛ぶ与圧式旅客機を実用化していました。

ボーイング B-314 チャイナクリッパー PANNAM Delprado） 1/350
戦前の豪華飛行艇です。アメリカ〜中国間を結びました。

カーチス JN-4 ジェニー Delprado） 1/100
今までまともな模型がほとんどなかったのがおかしいくらいの大戦間の隠れた傑作機です。日本でも飛びました。

ダグラス DC-3 エールフランス航空 Hogan 1/200

ダグラス DC-3 エールフランス航空 Hogan 1/200
Herpaと同じ型なので出来はよいと思います。貨物室ドアから軍用型のお下がりですね。もっともDC-3のほとんどは軍用払い下げ機でした。

ダグラス DC-3 アメリカン航空 Delprado） 1/200
世界一大量に作られた輸送機です。安定した性能で長きに渡って使われました。本当の傑作機と思います。戦前に日本でも大日本航空が導入した他、零式輸送機として生産されました。また戦後はアメリカ製の機体が日本ヘリコプター航空全日空の前身）等で使われていました。

ダグラス DC-3 ポーランド航空 Herpa 1/500

ダグラス DC-3 ルフトハンザドイツ航空 Herpa 1/500

ダグラス DC-3 SPANZ航空 Herpa 1/500

ダグラス DC-3 ユナイテッド航空 Herpa 1/500